カラーMDF

<取り扱いサイズ>
厚み:5mm 、18mm
幅×長さ:1220mmx2440mm
カラー:8色(黒、灰、薄灰、黄、橙、赤、青、緑)

・特徴
通常のMDFは①木材を細かい繊維状にし、②乾燥させ、③接着剤を加えて④プレスして製造します。
カラーMDFの場合、②と③の間に繊維を染色する工程が入ります。
原料の繊維が着色されているため、塗装とは違って表面だけでなくカットした断面も同じ色です。
塗装のような色ムラも無く、曲線や複雑な形の加工をしても切断面の色が変わらないので、きれいな仕上がりになります。

当社のカラーMDFはFSC認証材のため、サステイナブルな資源活用により、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標SDGsにも当てはまります。
MDFそのものに色がついているので、下地材などの裏方ではなく、ぜひ表にだして魅せるような使い方をしていただきたい商品です。
棚や時計、机、ショップのディスプレイなど様々な利用方法を模索中です。
他業種の企業様でコラボできそうなものがありましたら、ぜひお声がけください!
カラーMDFは製造に非常に手間がかかるため、世界で3工場しか製造していない商品です。
そのうちの2工場は19mmといった厚いアイテムのみの取り扱いですが、弊社仕入れ先の工場は5mm、9mm、18mmの厚さで生産しています。
工場を視察した当社の営業の主観では、色も他社より安定している感じがするようです。
日本国内で初めて在庫販売を開始し、5mmと18mmの厚みで8色展開で取り扱っています。
・取り扱い注意点
●色を染み込ませた状態のため、強い日光に当て続けたりすると色あせが発生します。
●通常のMDF同様、水に弱いので濡れると膨らんだり、滲んだ後がついたりします。
<色あせ検証実験>
日の当たる場所に放置した場合、どのくらい色あせするのか検証してみました。
開始日:2018年12月12日
写真撮影日:2020年9月11日
2年弱、ほったらかしにしておいた結果、↓の写真のようになりました。
左側:放置前 右側:放置後
全色とも、黄みがかった色になっています。
イエロー・オレンジはあまり気になりませんが、グレー系2色とブルーは変色が目立ちます。
色あせも味の一つと言えるかもしれませんが、きれいな発色を維持したい場合には、直射日光の当たる場所は避けたほうが良さそうです。