MDF(Medium density fiberboard)

木材を細かい繊維状にし、乾燥させ、接着剤を加えてプレスして製造します。

樹皮を剥けば、木材のほぼ全てを原料として使用可能なので、木材の無駄が少なく、資源の有効利用ができエコに繋がります。

針葉樹MDFと広葉樹MDFの2種類あり、広葉樹MDFは主に製材工場の残材を使用し、針葉樹MDFは植林木を使用しています。

切削等の加工やシートを貼った際の仕上がりが良いため、一般に流通しているのは針葉樹MDFになります。

ラワン合板の代替材として誕生した歴史があるため、サイズ・用途はラワン合板と似ているものの、

合板とは違って木目がなく、表面がツルツルとして平滑なので、表面にシートなど表面材を貼る加工に適しています。

針葉樹のMDFは下地が出にくいので、白や木目のシートを貼ってもシートの柄そのままの仕上がりが出やすいというメリットがあります。

日本国内に流通している針葉樹MDFはネルソンパイン・ダイケンニュージーランド・ダイケンサウスランド製がほとんどで、3社ともニュージーランドにありニュージーランドパインを使用しています。

使用している樹種が一種類のみのため、性能が安定しやすいです。

3工場のあるニュージーランドの南島は日当たりが良く良質なニュージーランドパインが育ちやすいので、計画的に植林、伐採が行われ生育サイクルが管理されています。

厚み2.5・3・4・5.5・7・9・12・15・18・21・24・30mmが規格としてありますが、30mmは生産しにくく、現在ネルソンパイン社しか生産しておりません。他2社は2.5mm~24mmまでとなります。

家具の棚板や背板といった部材としての使用が多いですが、MDFそのままで使用されていることはなく紙やオレフィンなどのシートを貼ったり塗装したりして使われています。

そのため、あまり一般の方へのMDFの認知度は高くありませんが、実はTVボードや食器棚、クローゼット、ドア、ドア枠などに使用されている身近な木材です。

また、マニアックな分野ではスピーカーボックスやバッフルを製作される方もおり、密度が一定のためスピーカーの音が均一に反響するのでいい音が出るそうです。

MDFを使用する際の注意点

①吸水性が高い=水に弱い

以前、加工途中のMDFに缶コーヒーを置いていたら缶の水滴で円状の濡れた跡が付いて取れなくなってしまったお客様もいらっしゃいました。

サンディングシーラーなどの下地剤でコーティングしたり、塗装したりすることで、耐水性を高めることができます。

ただし、塗装する場合には、木口(側面)の塗料の吸い込みが多く、何度も塗らないときれいに色がつきません。

②一度反ってしまうと元に戻らない。

数か月立てかけて保管していたら反ってしまったという話はよく聞きますので、保管の仕方には注意が必要です。

③ビスやネジがきかない。

木口面(切断面)に木ネジを入れると割れやすいです。

他の資材と併用して留めたり、組み立てには接着剤を使用するのも方法の一つです。

太閤はMDFの流通初期より取り扱いを始めましたので、2.5mm~30mmまで全厚みを在庫販売しております。

サイズも厚みによりますが、3x6、4x6、4x8の他に一般流通していない特注サイズもございます。

さらに必要サイズにカットしてお客様へ納品することも可能です。

使用方法により独自に比較しているので、各MDFメーカーの特性を把握しています。

また過去のクレーム対応実績により、症状によって改善の提案ができることも多いです。

​MDFのことならぜひ太閤へご相談ください!